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秋季特別展「陶片ー創作のかたわらに」

下館(現在の筑西市)出身の陶芸家・板谷波山(1872-1963)は、東京・田端に窯を築き、91年の長い生涯の中で数多くの珠玉の作品を創作しました。それらは今もなお、輝きを放ち、私たちを魅了し続けています。波山はつねに厳しい姿勢で制作に臨み、窯出しの後、気に入らなかったものはすべて割ってしまったといわれています。窯の周辺には、完成には至らなかったそれらが陶片となって、長年蓄積されていました。陶片は、波山の作陶姿勢を物語るものであり、当時の制作過程や、繊細な技を垣間見せる貴重な資料群といえます。このたびの秋季展では、田端の窯で発掘された初公開を含む陶片を中心に展示します。人生を懸けて陶芸の道を極め、至高の存在として語られる波山の舞台裏に隠されたひたむきな努力を、陶片から感じ取って頂けることでしょう。

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