板谷波山記念館が建つ下館は、波山が生まれ育った町です。東京に工房を構え陶芸家として飛躍を遂げて行く波山でしたが、常に郷里を深く想い、惜しみない愛情を注いでいました。
板谷波山記念館には、田端の工房で実際に使われていた三方焚口の倒焔式丸窯(田端より移築)や、ロクロ台、各種の型類や道具など、波山芸術の生まれた場が保存されています。
展示室には、麗しい作品のほか、道具類・素焼・陶片などの制作の様子がうかがえる様々な資料、波山による掛軸や素描など、ここでしか見られない貴重な展示品があります。
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