記念館について
板谷波山記念館
沿革
昭和38(1963)年10月10日 財団法人波山先生記念会が発足
波山の生前の意思により、財団が発足する。
茨城県から財団認可の報が届いた時、波山は病床にあり、軽くうなずき、安心したのか、その1時間後に息をひきとったという。
財団設立にあたり、波山は貧しくて進学が難しい子どもたちの育英資金として、500万円を老田繁蔵・中村兵左衛門に託すとともに、生家と庭も財団へ寄付した。
昭和54(1979)年 東京都北区田端にある波山の工房・窯などが、板谷波山記念館に移築される。
昭和55(1980)年 板谷波山記念館 開館
財団法人波山先生記念会が板谷波山記念館をオープン。
平成7(1995)年4月 波山記念公園・板谷波山記念館がリニューアル開館
市道拡幅事業に伴い、旧下館市が記念館周辺敷地を記念公園として再整備。
記念館は、市の施設としてリニューアルされ、財団法人波山先生記念会に施設の管理運営が委託される。
平成18(2006)年4月 施設の指定管理者として財団法人波山先生記念会を指定
指定管理者ごあいさつ
板谷 駿一(公益財団法人波山先生記念会理事長/板谷波山・孫)
筑西市と市民の皆様のご支援で、波山先生記念会が財団として60年近くも続いてきたことを、ありがたく、嬉しく思っております。
私どもの役割は、指定管理者として板谷波山記念館を、みんなに親しまれ、愛される魅力的な施設にすることだと考えています。
記念館には、波山作品や道具類、ゆかりの品々、波山陶芸にかかわる資料・映像など沢山あります神林コレクションなども、寄贈者は、筑西市に寄付し、その上で、波山記念館での展示を望んでいました。
しかし、残念ながらこれらの資料を安全安心に展示できるスペースがありません。この課題を解決し、美しく、興味深い展示物や物語が充分に溢れ、豊かな、幸せを感じる記念館にしたいと願っています。
また波山は、ふるさと筑西をこよなく愛し、多くの市民と親しく交流し、誰に対しても丁寧で、やさしい人でした。しかし、けっして堅苦しい人ではなく、ユーモアを好み、「いたずら好き」でさえありました。人間波山について、また波山を育んだ筑西の歴史や文化についても、スペースを得て、充分に紹介したいと願っています。
2022年,波山生誕150年の記念事業は、筑西市内の当館、しもだて美術館展、廣澤美術館、の三館で開催され、各地から沢山の波山フアンのみなさまにお越しいただきました。ありがとうございました。
2023年は、没後60年に当たります。私どもは力を尽くし、波山記念館を発展させる良い機会にしたいと考えています。
どうぞ、ご指導とご支援をよろしくお願いします。
利用案内
開館時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日
毎週月曜日・年末年始(12月28日~1月4日)※祝日の場合はその翌日
入館料
210円・団体160円(10名以上)、高校生以下無料
※しもだて美術館との相互割引あり
※障がい者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は入館無料
但し、特別展は別料金になります。
アクセス
住所:茨城県筑西市甲866-1
- 電車でお越しの方へ
水戸線下館駅下車、北口より徒歩10分 - 車でお越しの方へ
常磐自動車道谷和原ICから国道294号線で約40Km - 駐車場をご利用の方へ
記念館西側に無料駐車場10台、大型バスでお越しの際は事前に当館までお問い合わせください。
*駐車だけの利用はできません。
所蔵作品
板谷波山記念館の所蔵品の一部をご紹介します。
(各作品・資料の画像および解説は順次公開予定です)
画像をクリックすると、拡大表示します
グッズ
板谷波山記念館ではオリジナルグッズを販売しています。
ご来館の思い出におすすめです。
SNS
板谷波山記念館の情報を各種SNSにてお届けしています。
お問い合わせ
本館へのお問い合わせは、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
アンケート
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なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 2024年8月12日
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